コストプッシュとかディマンドプルとか難しい言葉が使われたりしていますが、現在進行形でモノの値段が上がるインフレーションが進行しています。この物価上昇はいつまで続くのでしょうか。三井住友信託銀行の瀬良 礼子氏が執筆されている、知るほどなるほどマーケット2021年4月26日第23回で「インフレ時代はくるのか」と題して記された記事の中で、インフレの周期を示されています。まさに今の物価上昇とぴったり一致しており、そのグラフと同様の動きをたどると仮定するなら現在の物価上昇はまだ始まったばかりと言わざるを得ません。同時に2月に最高値を更新した日経平均株価も超長期で見るエリオットの3波動目の上昇局面入りが確認されました。日経平均株価の株価純資産倍率(PBR)は2.18(3月31日現在)と超割安状態からは改善しましたが高いレベルではなく、日本の株式市場は外部要因の影響(NY株式市場の暴落等)を除けば強めの推移が考えられます。そのような環境で未上場企業の株価を考察すると、今後は類似業種比準方式と純資産価額方式の格差が縮まる可能性を感じます。そうなればより自社株承継が大変な作業になり企業経営にも影響してまいります。40代や50代の経営者の方は、今が会社経営の真盛りで、自社株承継は遠い将来の話とお考えかもしれませんが、早めの対策をお勧めします。
自社株承継対策はお早めに
